名古屋キャンパス 都心型コース
石原知美さん
今年の夏に海外ボランティアに参加した石原さん。ドイツ北部にて2週間、環境保全に関するボランティアを行いました。
以前から英会話教室に通っていて、文化や価値観の違う海外の人と話す事が好きなので、さらに語学力を高めたいと思い国際ボランティアに参加する事にしました。
国際ボランティアに参加した理由は?
名古屋商科大学に入学した一番の理由が、海外プログラムに興味を持ったからでした。目的に合わせた豊富な海外プロジェクトがあり、奨学金や研修などサポート体制が整っているのが魅力でした。単独でヨーロッパを約70日間かけて周りながら調査やボランティアを一人で行うギャップイヤーも惹かれましたが、世界中から集まった人達と共に生活しながら、ボランティア活動を行う国際ボランティアは人とのコミュニケーションが好きな自分には合っていると思い参加しました。
国際ボランティアを通じて学んだことはありますか?
私が参加したのはドイツの田舎にある保養地での環境保全です。フランス、イタリア、ロシアなどの国から集まった10名のスタッフとともに、芝生の草刈りや不要な木の伐採、建物内の掃除などを行いました。作業は力仕事が多く大変でしたが、普通の大学生活では経験できない事ばかりでした。
英語でのコミュニケーションは意外とスムーズにできました。というのも、最初にボランティアメンバーと話した時に「皆のようにはうまく話せない」と言ったら「うまく話せるかは関係ないよ。思った事はなんでも話してね。」と言ってくれたからです。実際、思っていることを英語で話してみると相手は理解しようと耳を傾けてくれました。伝えたいという強い意志があれば、相手にも伝わるとボランティア期間を通じて実感しました。
帰国後、英語力の変化は感じましたか?
帰国後に英会話教室に行ったら、以前よりも話せている事に気付きました。ボランティアメンバーがよく使うイディオムをいつの間にか覚えていたので、スムーズに英語が出てくるようになったのだと思います。ボランティアに参加し他国の人たちと英語で会話をすることに慣れたので、人前で英語を話す勇気がつきました。間違えたらどうしようという不安よりも、自分の考えを伝えたいという気持ちが強くなリました。また、併せて自ら英語を学ぶようになり、自宅でもテキストを使って自主学習をしています。以前は苦手だった文法ができるようになっていて、英会話でも文法を直されることが少なくなりました。

これからの目標はありますか?
次の目標は交換留学でチェコのプラハ経済大学へ通うことです。チェコは今回の国際ボランティアでも希望していましたが人気が高く行けなかったため、より一層思いが強くなりました。秋以降は交換留学の参加条件を満たすために、まずは資格対策講座のTOEIC600対策で語学力を向上させます。今回のボランティアで知り合った友人たちと、ヨーロッパで再会できることを願って頑張ります。
石原さんは、国際ボランティアでドイツの環境保全に参加しました。
取材:2016年10月26日